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お金の不安を見逃さない会社へ
「社員のキャリアアップを支援し、将来の不安を少しでも解消したい...」そんな思いから、株式会社ルプラボウが導入したのが、ファイナンシャルプランナーによる個別相談が受けられる福利厚生サービス「マネリペ」です。この記事では、マネリペ導入の背景から代表・白井様の想い、社員のリアルな声、導入後の社内の変化まで、ルプラボウ様に詳しく取材させていただきました。

地域に寄り添う企業として、美容の枠を超えて
インタビュアー:ルプラボウ様の業務内容について教えてください。
白井様:「現在、私たちはサロン経営をメインに、ネイルやアイラッシュの施術、美容学校の運営など、幅広い事業を展開しています。また、地域密着型のサロンとして、フードドライブやイベントの開催など、地域貢献にも力を入れています。」
インタビュアー:フードドライブやイベントの開催といった活動は、美容とは直接関係がないように思います。こうした地域イベントに取り組むようになったきっかけは何だったのでしょうか?
白井様:「東日本大震災があったとき、会社の在り方について深く考えさせられました。今後、社会に必要とされる会社であるためには、地域の方々の役に立つ存在であるべきだと考え、自分たちにできることから始めたんです。」
「美容師は、お客様の結婚や出産など、人生の大切な場面に立ち会うことの多い仕事です。だからこそ、そうした瞬間を誰よりも早く知ることができる、特別な存在だと感じています。そのため、美容だけにとどまらず、もっと広い意味でお客様と関わっていきたいと思い、美容以外の活動にも積極的に取り組むようになりました。」

マネリペとの出会いと導入のきっかけ
インタビュアー:地域密着型として多くのお客様に愛されているルプラボウ様ですが、マネリペとの出会いはどのようなものだったのでしょうか?
白井様:「きっかけは、異業種交流会で部長がマネリペの営業の方と知り合ったことでした。もともと私たちは、真面目に働いて売上を蓄え、キャッシュを減らさなければ会社は安定する、という考え方でしたが、節税などについてはもっとできることがあるのでは、と感じていました。そこで、会社全体のお金のことを一緒に考えてくれるパートナーとして、マネリペを選びました。」
インタビュアー:導入してすぐに効果はありましたか?
白井様:「正直なところ、最初からうまくいったわけではありません。たとえば、最初に提案していただいた退職金制度は、美容師という職業の特性上、離職率が高く退職金を支払うだけになってしまうという課題がありました。ただ、その後のやり取りの中で、従業員とのコミュニケーションも生まれ、足りなかった部分を補うきっかけにもなりました。」

選べる未来を自分で描ける...そんな環境を支えたかった
インタビュアー:マネリペを本格的に導入する決め手は何だったのでしょうか?
白井様:「社員が自立して、自分で選択できる未来をつくる、そのサポートをしてもらえる点が一番の決め手でした。たとえば、独立を目指す社員がそのときまでにどのくらい資金が必要なのかや、どんな形でお金を管理・準備しておくべきかといったことを具体的に教えてもらえるのは非常に心強いです。
お金について学ぶ機会は本当に少ないですし、信頼できる人に気軽に相談できる環境という点も魅力でした。」
インタビュアー:独立のサポートは離職につながる可能性もありますが、その点についてはどうお考えですか?
白井様:「確かに、独立を後押しすることは、一般的には辞める人を増やすと捉えられがちです。でも、私たちは独立は別れではなく、むしろその後、ビジネスパートナーとして新しい関係を築ける可能性があると考え、ルプラボウでは社員の将来に合わせた4つの働き方の選択肢を用意しています。」
- 新卒がしっかりと経験を積める環境。
- パートのママさんが働きやすい職場。
- キャリアを積んだ女性が、時間に融通を利かせながら高収入を目指せる働き方。
- シェアサロン形式での独立支援です。
白井様:「売上を上げる方法は現場で教えられますが、独立時に資金をしっかり貯めておく方法はなかなか教えるのが難しいことです。そういう意味でも、マネリペの導入でお金との付き合い方を見直せるようになったことは、大きな成果だと感じています。
会社としては、グループ内のどこかでつながり続けながら、社員の夢を応援できるような環境づくりを目指しています。」
働き方改革の背景には、コロナ禍での気づきも
インタビュアー:社員想いの姿勢がとても伝わってきました。こうした新しい働き方に対する考えは、どのように生まれたのですか?
白井様:「きっかけはコロナです。あのときに、この流れはもう止められないなと強く感じました。
美容業界は若い新卒の子たちからベテランスタッフまで幅広い従業員が活躍しています。その中で全員を一つの働き方に当てはめて囲い込むのは、現実的ではないと感じました。お店の雰囲気や、目指したいスタイルとのズレなど、理由はさまざまです。でも、新しい価値観に合わせて、出世や自由な働き方などのビジョンを見せられる会社でありたいと思ったんです。だから、雇用という枠にとらわれず、ビジネスパートナーとして関係を築けるような柔軟な体制を意識しています。実際、社内でもそういった意識が少しずつ浸透してきています。」
卒業後も自分らしく活躍できるように
インタビュアー:ルプラボウ様は育児支援にも取り組まれていますね。
白井様:「私が副社長になったとき、出産や育児を理由に辞めざるを得ない状況を変えたいと考えました。
そこで、企業主導型保育園の設立や、夜間練習の廃止などを行いました。特に、これまで夜に行っていた講習はすべてやめて、金曜の午前中に変更したんです。もちろん、その時間帯に営業していた方が売上は上がるかもしれません。でも、それ以上に、従業員がより働きやすく、自分に合った働き方を選べる環境づくりを優先しています。」
マネリペの活用と、社員のリアルな反応
インタビュアー:現在はどのような形でマネリペを活用されていますか?
白井様:「今はLINEでの個別相談や、セミナーを活用しています。社員は、車の保険の話からふるさと納税の話まで、幅広く相談できる点に魅力を感じています。以前は対面での講習会も行っていましたが、オンライン講習は多様な働き方がある当社にとって、参加しやすさを実感しています。オンラインやリアルの講習を録画し、家事や仕事の合間に視聴できるため、社員はそれぞれのペースでお金の勉強を進めています。
ただ、動画を見るだけだとコミュニケーションを取っている実感が薄れてしまうので、質疑応答の時間などがあるとより嬉しいですね。
お金の話はどうしてもうさんくさいと感じる人もいますが、今では営業の方が頻繁に店舗を回って、手が空いているスタッフの悩みに耳を傾けてくれるため、みんな徐々に信頼を寄せるようになっています。」
インタビュアー:マネリペ導入後の従業員の反応や、社内の変化など実感されている効果があれば教えてください。
白井様:「私自身も含め、従業員から『やってよかった』という声は多く聞きます。特に、お金に対する意識は確実に高まっていると感じています。正直、もっと早く導入していればよかったとさえ思っています。若い頃からこういった相談ができる環境があれば、今頃すごく貯金ができていたかも…なんて(笑)。」
インタビュアー:現在の満足度や改善要望があれば教えてください。
白井様:「満足していますが、社員100人規模となると、個別対応の限界も感じます。また、相談内容の幅が意外と広くて、“えっ、それも聞けるの?”という驚きもあるので、もう少しサポート範囲の可視化があると助かります。固定費の見直しや保険の比較だけじゃなくて、未来設計そのものを描けるという可能性をもっと周知できると、さらに活用が進むと思います。」
インタビュアー:貴重なご意見ありがとうございます。今後マネリペを通して、どのような姿を目指したいとお考えですか?
白井様:「未来に対するお金の不安を軽減し、純粋に美容師の仕事を楽しんでほしいと思っています。お金のことはプロに任せて、髪を切るプロとして自分の道をまっすぐ進んでいってほしいですね。」
インタビュアー:マネリペが目指す従業員の可処分所得の増加や定着率アップという点について、実感されている部分はありますか?
白井様:「離職率は、ここ1年でかなり下がりました。ただ、マネリペの効果だけとは言い切れない部分もあります。実は、コロナの終わり頃から離職が一気に増え、まさに地獄のような日々でした。お金が少しでも良い職場に人が流れていくという流れができてしまい、2年間で30人ほどが退職していきました。
ただ、2024年に入り、シェアサロンを開設したり、会社の打ち出し方を見直したり、店長の昇給などの取り組みに加え、マネリペを導入したことで、会社全体が新しい方向に向かっていることが社員に伝わり、離職率は着実に下がってきました。
もちろんキャリアチェンジはありますが、どこかでビジネスパートナーとしてつながり続けていく。そんな風に、みんなが前向きに進んでいる印象を持っています。」

ルプラボウ × マネリペが目指す未来
「従業員が将来に不安なく、夢に向かって進めるように。」そんな思いからマネリペを導入し、将来のお金の不安の解消を目指すルプラボウ。これからの時代、企業が従業員の人生そのものに寄り添う姿勢が、信頼を育み、人材の定着につながっていきます。
マネリペという新しい形のサポートを通じて、ルプラボウはお金と向き合う力を社員に届けるだけでなく、夢に挑戦する勇気までも支えていこうとしています。
「会社は人ありき」そんな会長の思いを胸に突き進むルプラボウは、今後も地域と従業員に愛される企業であり続けることは間違いありません。地域と共に歩み、社員の未来を本気で応援するその姿勢が、多くの人に支持される理由なのだと今回の取材を通して強く感じました。
お金との付き合い方を見直すことで、夢がより現実に近づく。ルプラボウの挑戦は、これからも続きます。
福利厚生の一環としてマネーリペアの導入をしていただける企業が増えるよう、これからも一緒に取り組みを続けていければと思います。
- 導入先企業
株式会社ルプラボウ
愛知県豊橋市八町通3-3 2F
豊橋市・豊川市・新城市エリア最大級美容室グループ、ルプラボウグループ公式サイト。 美容のみにとどまらず、振袖レンタル、フォトスタジオなど、美容を超えたあらゆる事業を展開しています。
https://le-pla.co.jp/